臨床検査技師はマイナー職業?現役技師が教える仕事内容、就職先、収入の本音(?)

臨床検査

ムーパパです。

臨床検査技師と聞いて、どんな仕事か知っている方はどれくらいいるでしょうか?

普段、職業を聞かれ「臨床検査技師やってます!」と答えると、漠然と病院にいることを知っている方もいますが、「レントゲン撮る人?」と言われることがほとんど。

僕自身も恥ずかしながら、、、

技師学校に入ってから仕事内容を知ったくらいです!!!w(←ヾ(・д・`)ォィォィ)

そこで、臨床検査技師を進路の選択肢として悩んでいる方や、この職業をご存じでない方向けに、どんなことやってるの?ぶっちゃけ給料はどれくらい?など紹介していきます。




臨床検査技師はどんな職業?

臨床検査技師は主に病院などの医療機関において検査業務を行う職業です。

もともとは医師が行っていた医療検査でしたが、技術が進み、年々高度で複雑化していったため、検査を専門に行う職業として誕生しました。

臨床検査技師は国家資格なので、国家試験に合格しなければなりません。これがなかなか難しい・・・。ムーママは余裕だったようですが、僕はギリギリ合格でした(ハァ・・(ノω=;))でも技師学校でしっかり勉強すれば大丈夫です!目指している方は安心して励んでください!

臨床検査技師が行う検査には大きく分けて2つの分野があります。

検体検査:患者さんから採取した検体(血液、尿、喀痰、便、細胞、組織、体腔液など)を調べる検査。
生理機能検査:患者さんの身体から直接情報を記録し、状態を調べる検査。生体検査ともいう。

さらにそれらの検査が下記のように細分化されています。

検体検査生理機能検査
↓↓↓ ↓↓↓
一般検査 超音波(エコー)検査
生化学検査 心電図検査
血液検査 呼吸機能検査
微生物検査 聴力検査
輸血検査 嗅覚・味覚検査
免疫血清検査 熱画像検査
病理検査 MRI検査
遺伝子・染色体検査 眼底写真検査

名前から想像つく分野もあると思いますが、ほとんどが何のこっちゃ!だと思います。詳細については後日書くことにします。

病院やクリニックによっては検体検査全般や生理機能検査全般を任されることなどもありますが、大きな病院では上記のように、より専門的に細分化された分野を担当することが多いです。
ちなみにムーパパは検体検査の中の血液検査を担当しています。主に血液を顕微鏡で観察し、赤血球や白血球の数や形態的異常がないかを検査しています。

ちなみに僕が良く聞かれる「レントゲン撮る人?」というのは間違いで、レントゲンは診療放射線技師の資格が必要となります。

知っているようで知らない!?血液型のあれこれ。血液型の検査法についても解説!
血液型の遺伝のしくみや検査法、日本人の割合などについてABO血液型を中心に臨床検査技師が書いています。検査する立場だからこそ知っていることも書いていますので、良かったら読んでみてください。雑学としてもどうぞ。
白血病は治る時代と言われる理由とは?発症原因と治療法を簡単解説!
競泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表し、白血病のニュースが多く取り上げられました。その中で白血病は今では治る病気というふうに説明しているのをよく目にしました。そのように言われる所以を臨床検査技師が簡単に解説してみました。
細菌とウイルスと真菌の違いとは?検査法の違いも簡単解説!
細菌、ウイルス、真菌の違いについて簡単に解説。細菌とウイルスはどちらのほうが大きい?抗生物質(抗菌薬)はウイルスに効く?効かない?風邪の原因は細菌?ウイルス?それぞれの検査法なども記載しています。ウイルスは細胞内に寄生しないと存在できないって知ってましたか?

臨床検査技師の就職先

臨床検査技師といっても、就職先は病院ではありません。様々な就職先があり、業務内容も様々です。いくつか紹介します。

病院、クリニック

病院は言わずもがなですね。多くの臨床検査技師が病院で勤務しています。

病院勤務は、検査結果を短時間で医師に報告し、時には検査結果の説明や検査の相談なども行います。また、採血も行うため、より臨床現場に近いところで仕事が出来ます。

大きな病院では、患者さんの状態を話し合う会議(カンファレンス)に参加することもあり、チーム医療の一員として色濃く関わることができます。

クリニックなどの検査室の規模が小さい施設では、主に生理機能検査全般を担うことが多く、検体検査も全て一人で行う施設もあります。

検査センター

臨床検査技師の就職先として病院の次に多いのが検査センター。

検査設備のない病院やクリニック、学校や職場の検診で採取した検体を集めて検査し、結果を各施設に報告する場所です。毎日、大量の検体の検査を行っています。

検査センターに就職しても、他の病院の検査室に配属になることがあります。業務内容としては、採取された検体を適正に処理し、検査センターに送る準備を行い、病院の中で検査センターとの中継役を担います。また、施設によっては簡単な検査を病院内で行うこともあります。

健診センター

職場健診や学校健診、地域の高齢者を対象にした健診などを行う場所です。健診車で移動して行う施設もあります。

業務内容としては、主に心電図検査、エコー検査、採血、医師の診察のサポートもすることがあります。

治験コーディネーター

治験コーディネーターは、治験(新薬の臨床研究)を行う際に、患者さんと製薬会社あるいは医療機関の間に入り、スムーズに進行するよう調整し、サポートする仕事です。

治験コーディネーターは、特に資格が必須ではないため、少し極端ですが、誰でもなることは出来ます。ただ、様々な医療知識が必要な仕事であるため、看護師、薬剤師、臨床検査技師などの資格を持つ人材が優遇されます。

また、2年勤務すると治験コーディネーター認定の受験資格を得ることができます。認定試験に合格することで、本格的な業務に従事することができ、認定資格手当ても得ることができます。

治験コーディネーターは、給料が少し高めの企業が多く、治験に一から関われるやりがいのある仕事です。

新薬の投与が早朝や夜間に行われることもあるため、勤務時間はやや不規則です。

保健所

主に食品衛生監視員として、食中毒などの食品衛生に関わる検査や、飲食店や食品工場などの許可監視を行います。検査内容は細菌やウイルスなどの感染症検査がメインです。

他の業種とは異なり、臨床検査技師の資格以外に、食品衛生監視員の資格が必要となります。

また、保健所に就職するためには、公務員採用試験をパスする必要があります。少しハードルは高いと思われますが、独学で中途採用で合格したムーパパの友人もいるので、あきらめずに励みましょう!

ムーパパも保健所勤務が夢でした・・・(ノд`@)

検査試薬・検査機器メーカー

業務内容は、営業サポートとして営業担当者に同行し、医療関係者にプレゼンを行う。試薬や機器の使用方法の指導。医療関係者からの質問に回答する。メーカー主催の勉強会などで講師をするなど主に学術的な立場の仕事が多いです。

メーカーによって異なりますが、給料は比較的高いことが多いです。

その他

臨床検査技師の就職先は他にもあるので、ムーパパの知っている限り紹介します。

  • 科学捜査研究所(めちゃくちゃまれ)
  • 胚培養士(生殖医療や不妊治療に携わる業務。産婦人科での勤務)
  • 血液センター(献血をするところです) …etc



臨床検査技師の給料

一番気になるところではないでしょうか?

厚生労働省による平成29年賃金構造基本統計調査の発表によると臨床検査技師の平均月収は約32万だそうです。平均年収は約470万。これらは基本給に準ずるもののみの額なので、これプラス色々な手当てがあります。また、この調査の対象者平均年齢は39歳です。

病院の規模や業種(試薬メーカー勤務など)、夜勤の有無、勤めている地域、役職手当てなどで大きく前後するとは思いますが、

個人的には、「みんなそんなに貰ってるの!?」と思いました。

僕は月収は約27万、年収でいうと約420万のアラサーです!(こんなことぶっちゃけたらムーママに怒られるかもしれません。。笑)

しかも僕のは手当てなども含んだ月収、年収なので、実際にはもっと差があります。なんとも悲しい現実…( TДT)

一応、大病院と言われる規模の病院勤めではありますが、地方だからでしょうか?まあ、十分暮らしていける額は頂いておりますので、文句はやめておきましょう!(#`皿´)ホントは言いたい!

メーカー勤務や大病院(特に大学病院)は給料が高い傾向にあり、とにかく給料が高いほうがいい!という方にはおすすめです!その分激務の可能性もありますが…。

まとめ

いかがでしたか?

臨床検査技師と一口に言っても色々な就職先や業務があります。僕自身も学生の時にもっと広い視野で情報収集できていたら、違った未来があったかもしれません。もしかしたら給料ももっと貰えていたかも!?w

少しでも臨床検査技師というマイナー(?)な職業を知ってもらえる機会になれたら幸いです。

ムーパパ

タイトルとURLをコピーしました